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2022.04.01

砂糖の種類

上白糖(じょうはくとう)

日本人好みのしっとりしたソフトな感じと風味を持ち、一般に白砂糖といわれています。調味用、菓子用、飲み物用など、どんな用途にもあう万能選手です。

中白糖(ちゅうはくとう)

上白糖と同じ感じのしっとりした砂糖ですが、純度がやや低いので明るい淡黄色をしていて、甘さは上白糖より少し強い感じですが、最近は一般にはほとんど見られません。

角砂糖(かくざとう)

グラニュー糖を四角に固めたもので、コーヒー、紅茶用であることはご存じのとおり。1個の重量がきまっているので料理やお菓子作りにも便利です。

三温糖(さんおんとう)

中白糖よりもさらに純度が低く灰分などを多く含んでいるので、中白糖よりも色が濃く黄褐色で、甘さも強く、特有の風味と用途を持っています。煮物や佃煮などに三温糖を使うと強い甘さとコクがでます。

氷砂糖(こおりざとう)

キャンデーとしてそのまま食べてもよいし、果実酒用にもっとも適していることはもうご存じですね。氷砂糖でいなりずしのあげを煮ると美しいつやが出ます。

グラニュー糖(ぐらにゅーとう)

結晶が上白糖よりやや大きく、サラサラとした感じの高純度の砂糖です。クセのない淡白な甘さで、コーヒーや紅茶に最適。菓子用や料理用にも広く使われます。コーヒー・紅茶用1回分(約3-10g)の小さな袋入りのものも出回っています。

白ざら糖(しろざらとう)

結晶がグラニュー糖より大きく、無色透明で光沢があり、高純度の高級砂糖。高級な菓子や飲料に多く使われることは少ないのですが、クッキーやゼリーを作るとき、また果実酒用にも使われます。

粉砂糖(こなざとう)

白ざら糖やグラニュー糖などの純度が高い砂糖を細かくすりつぶしたもので果物にかけたり、ケーキやクッキーのアイシング、洋菓子のデコレーションに使います。固まりやすいのでごく少量(1~3%)のコーンスターチなどを加えることがあります。

顆粒状糖(かりゅうじょうとう)

多孔質の顆粒状をして、固まりにくく、溶けやすくした高純度の砂糖です。砂糖以外の成分を含みません。アイスコーヒーなどの冷たい飲み物に入れたり、果物にふりかけたりするのに適しています。

中ざら糖(ちゅうざらとう)

結晶の大きさは白ざら糖とほぼ同じで、黄褐色をしていますが、純度の高い砂糖です。一種の風味を持っているので、煮物などに使われます。

黒砂糖(くろざとう)

さとうきびの絞り汁をそのまま煮つめたもので、含みつ糖の一種です。不純物が多く糖度はせいぜい85%くらいですが、特有の風味があり、甘さはかえって強く感じられます。

砂糖の成分%(平均)

引用:「砂糖ミニガイド」精糖工業会
「sugar in school」お砂糖“真”時代協議会